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旅のはじまり

 僕がはじめてオートバイに乗ってひとり旅に出たのは21歳の盆すぎであった。
しかし、今思えば、その始まりは中学生くらいであろうと思われる。
別にその頃ひとりどこか遠くへ行ったワケではないのだが、その頃から心の中にフツフツと沸いてくるものがあったのだ。

 あんまり学校などになじめなかった僕の楽しみは、土、日の休みであった(誰でもそうか・・)
休みの日には何かしたい!と願っていても気の合う友達もいず、結局日曜日には家に居ることが多かった。そんな頃、部屋から窓の外をいらだつように眺めていた記憶がある。
ーーー正午をすぎ何もできずに遠くの青い空をみつめているーーーもうすぐ日曜日は終わりを告げ、またいやな学校がはじまるーーーなのに何だ!このザマは!---
その頃から、「ここじゃない何処かへ」という気持ちがわいてきたのであろう。

 14、5才といえば多感な時期だ。
そして、多感なワリに自分が何してるのかよくわかってない時期だ。
毛の量は増えるのに。

  「 14才ともなれば  町をうろつきたい年頃なのさ
    いつもどこか遠くの方で カーニバルがひらかれているような気がしてる 」

 20代になって友部正人の「ライオンと少年」の一節を聴いたとき、正午過ぎなにもできずにみつめていたあの青い空がよみがえった。
「このことだ。」と思った。
何もできなかった中学生の僕だが、実は心の中で旅が始まってしまっていたのであった!
オートバイに乗って北海道を目指す6,7年前のことである。(その時歴史が動いた!風)
場所を移動するのも旅であるが、実は心の中でする旅の方が長く、果てしなかったりするのだ。

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by yamakichitomaya | 2007-01-25 08:22 | ベル つれづれ | Trackback

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